なぜ私は15分で答えを出せるのか。

眉唾物ではないでしょうか。そんな方こそ、とりあえずセッションを予約してみていただきたいと心から思うわけです。

こんばんは、Aurora Automotive Solutions金子です。

まず、私の頭の中で何が起きているかをお見せします。

今、私は「多重フライホイール駆動式ミラーサイクル」という存在しない言葉を作りました。ここから思考実験を始めます。以下、括弧内は私の脳内で同時に走っている思考です。

多重(差がある)フライホイール(重さかサイズ)なので駆動差(駆動差なのでサイズではなくつまりスピードかウェイト)が生じている(スピードorウェイトでOK)と考えます。駆動差があるということは重さに違い(フライホイールの役割は主に重量にある)があります。(重さに違いがあると決め打ちして)軽いフライホイール(多分こっちはフロント側のエンジン始動だろう)はエンジン始動用(つまり軽量にすればリングギアで回す時に慣性で邪魔されない)に用いられ(つまり残りのフライホイールは逆にバランスするために2つ合わせ通常のフライホイールになる程度の重さにする必要がある)、二つのフライホイールの間にはクラッチ(始動時に切り離す必要がある。またここで切り離せばトランスミッションに停車中に余計なトラクションがかからず燃費がいい)があると推測します。(総括して)トランスミッション側のフライホイールはより重い。ここまで1分です。

次にメリットを考えます。エンジン始動を多用するアイドリングストップ車には有効です。

実はこの構造、「デュアルマスフライホイール」という名前で1980年代にLuK社が開発し、現在では多くの自動車メーカーが採用しています。私が造語から1分で導いた推測は、実在する技術とほぼ一致しています。

これが私の思考実験です。存在しない言葉から出発して、技術的に妥当な構造を導き出す。頭の中で複数のパターンを並列に走らせ、行き止まりになるものを捨て、筋が通るものだけを残す。だから15分あれば、初見の技術課題でも本質を把握できるのです。

この能力には名前があります。

私は2E型と呼ばれる認知特性を持っています。言語や聴覚に関する知能が測定上限に達している一方で、視覚情報の処理は障害域に近い。この差が60ポイント以上開いています。統計的に1万人に1人未満の認知構造です。

造語から技術構造を導き、それが既存技術と一致する。この能力の希少性は、保守的に見積もっても10万人に1人未満、おそらく100万人に1人の水準と推定されます。標準的なIQテストでは測定できない領域です。

私だけが特別なわけではありません。

アルベルト・アインシュタインは相対性理論を思考実験から導きました。光の速度で移動したらどう見えるか、という言葉による問いかけから出発し、数式に落とし込むという順序です。学校では暗記型の教育に馴染めず問題児とされましたが、彼の思考実験は物理学を変えました。

ニコラ・テスラは図面を描かずに頭の中で設計を完成させてから実装するスタイルでした。交流電動機の設計は、公園を散歩しているときに頭の中で完成したと言われています。

Virgin Group創業者のリチャード・ブランソンはディスレクシアとADHDを持ち、今でも「純利益と粗利益の違いがわからない」と公言しています。しかし彼は人の話を聞いて本質を掴む能力で400社以上の企業グループを築きました。JetBlue創業者のデイビッド・ニールマンはADHDとディスレクシアを持ちながら、5つの航空会社を設立しています。「ADHDのおかげで、他の人が見逃すパターンを見つけられる」と彼は述べています。

Cass Business Schoolの2007年の調査では、成功した起業家の40%がディスレクシアを持っていました。一般人口では10%程度ですから、4倍の発現率です。認知の偏りは弱みであると同時に、独自の強みにもなりえます。

弱みは外注しています。

ブランソンは「得意でない業務を他者に委任することを学んだ」と述べています。私も同じ戦略を取っています。

タスク管理や細かい事務作業は覚えられないので、コーディア社の専任アシスタントに全て任せました。家庭内のことも家内に全て任せています。そうしたら研究効率が向上し、生産性は数倍になりました。弱みを補うのではなく、弱みを外注して強みに集中する。これが私のやり方です。

客観的な実績もお伝えしておきます。

一級小型自動車整備士は全国の整備士の約5%未満しか保有していません。見習いアジャスター試験では全国1位を取り、これは東京海上日動で10年ぶりの記録更新でした。技術アジャスター試験は勉強なしで全国2位でした。18種類の資格試験に一度も落ちたことがありません。統計的には625人に1人の確率です。

資金調達の支援実績では、UTECから7億円、Suzuki Global Venturesから15億円、累計22億円の調達を技術面で単独支援しました。UTECは投資判断の条件として私への直接インタビューを要請してきました。技術の核心が人にあると投資家が判断した証拠だと受け止めています。

現職のCordia DirectionsのCEOからは「散らかりながら考える研究者」と評されています。興味のない領域には集中できない一方で、興味が合致すると異常な集中力を発揮します。IoT診断装置を業界標準の6分の1の期間で開発したり、当時ハードウェアもプログラミングも初心者だった私が仕様不明のバイクに対応する組込みシステムを3ヶ月で単独完成させたりしたのは、この特性のおかげです。

対応可能な領域についてお伝えします。

弊社はAutomotiveと冠していますが、自動車技術を軸に、それ以外の領域も統合的に対応しています。金融工学では自動化やAIを用いたアルゴリズム設計を実務者レベルで扱えます。Windowsシステム開発ではC#などでのデスクトップアプリから対応可能です。Androidネイティブ開発、IoTとAndroidを組み合わせたセンサーフュージョンも守備範囲です。

過去に携わった案件は、産業廃棄物処理場の熱効率向上システム設計、複数クライアントを抱える技術コンサルタントの顧問、特殊触媒を用いた燃料生成事業、排熱養殖事業、不動産大手事業者の技術支援などです。今までお断りしたことはありませんが、15分のセッションで私の特性と合わないと判断した場合は正直にお伝えします。

正直に弱みもお話しします。

興味のない領域には集中できません。地図を見ても理解できず、家の場所がわからなくなることもあります。視覚的な資料作成は苦手です。タスクを覚えられません。だから外注しています。

最後にひとつお知らせがあります。

来年から家内の指示でワークライフバランスを改善することになりました。私にとって1日12時間以上働くのは快適な環境でしたが、それが制限されます。本年残りわずかですが、今のうちにご相談いただける案件を優先的に対応いたします。

15分あれば、課題の本質を把握し、解決の方向性を言語化し、私の専門領域かどうかを判断できます。